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うつになりやすい思考10パターン

 

私は長年、うつ状態と付き合ってきました。いろいろな治療をする中で、認知行動療法というものの考え方や受け取り方に働きかけて、気持ちを楽にしたり、行動をコントロールしたりする治療方法に出会いました。今日はそんな認知行動療法の中で学んだ、うつ状態になりやすい考え方についてお伝えしていきます。

 

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うつ状態によくおこる考え方の特徴を知ろう

・役割に対して義務を果たそうとする思いが強い傾向が見られる。

・身近な人のことを常に優先的に考え、自分のことは後回しにしてしまう考え方が見られる。

このような考え方は、多くの人が共通して持っているものですが、うつ状態になると特に顕著になることが多いと言われています。

 

うつ状態に陥る考え方10パターン

すべき思考:「~すべきだ」「~しなければならない」と必要以上にプレッシャーをかけてしまう考え方。

 

部分的商店づけ:自分が注目していることだけに目を向け、短絡的に結論づける。

 

一般化のしすぎ:一つのよくないことから、「何をやっても同じだ」と結論づけたり、この先も同じことが起きると思ってしまう。

 

拡大解釈と過小評価:自分の欠点や失敗、関心のあることは拡大してとらえるが、自分の長所や成功はことさら小さくみること。

 

全か無か思考・完全主義:物事を極端に白か黒かのどちらかに分ける考え方。少しのミスで全否定する。

 

結論の飛躍:理由もなく悲観的な結論を出してしまう。先読み・深読み。

 

自分自身への関連付け(個人化):よくない出来事を、様々な理由があるにも関わらず、自分のせいにしてしまう。

 

レッテル貼り:冷静にならず「だめな人間」などとレッテルを貼ってしまう。

 

マイナス思考:何でもないことでも悪くすり替えてマイナス思考にしてしまう。

 

感情的な決めつけ:自分の感情を根拠にして物事を判断してしまう。

 

あなたはどの思考に当てはまりやすいですか?自分の勝手に湧き上がってくる思考の癖を知っておくと、自分を責めずに冷静に対処できるようになってきます。

 

まとめ

うつ状態に陥る考え方をお伝えしました。今では誰もがうつ状態になる可能性があります。自分の思考を分析して、無駄なストレスをなくしていきましょう!!

 
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