うつの症状がひどかったとき言われていやだったこと
うつの状況がひどいと物事を悪いほうに捉えてしまったり、少し言われたことで自分を全否定されたような気持ちによくなったりしていました。元気な状態の人がかけた何気ない言葉が、うつ状態の人の心を傷つけてしまっていることがあります。(もちろん悪気なく…)私がうつ状態のときはひどくひねくれていて、人のアドバイスをうまく受け取ることができませんでした。そんな当時に言われていやだったなあと記憶に残っていることを紹介します。
うつ状態の当時、言われていやだったこと
●みんな辛くても頑張ってる
みんな死にたくなるほどつらいんですかね。毎日涙が止まらなくても頑張らなくてはならないの?辛さの度合いは本人にしかわからないし比較できるものではないですよね。
どうしようもなく辛いときは頑張り方を間違えているときだと思うので、ゆっくり休んで自分が楽な自然な生き方を探したらいいと思います。
●やりたいことをしたらいいんだよ
やりたいことを進んでできていたらうつ状態にはならないと思います。いろんなことを我慢したり、自分を抑えつけてきた結果ですよね。やりたいことがわからなくなって当然です。よく耐えてきたね、と自分を褒めてあげてください。
●死にたいとか言わないで、死んだらダメ
辛い思いをしてるのを知っていてこれ以上頑張っていきていけと?!と、当時の自分は意味が分かりませんでした。生まれてくる自由もなかったのに、死ぬ選択すらさせてもらえないのか、とがっかりしていましたね…。死んだらダメ、に関しては明白な理由もなく止められるのがとてもいやでした。
●なんでこうなっちゃったんだろうね
こちらが問いたいです、と。なんで?っていわれるとどうしても責められてる気がするのですが私だけでしょうか。
●死ぬ勇気があるならなんでもできるよ
なんにもしたくないのです。できない状態なのです。
●明けない夜はないよ系
また朝がくるのか、とうんざりさせられるだけなんですよね。うつ状態にあると苦しみが一生続くような感覚がして早く終わらせてしまいたい、と私は思っていました。
●「私もね~で辛かったよ」話乗っ取り系
うつ状態のあるときくらいは、その人のつらさに寄り添ってあげてほしいです。そう言われても聴く余裕もなければ、なんの励みにもなりません。
●あるものに感謝しよう
自分にはもう何もない、と思ってしまっているのでなかなかこの考えも難しい状態でした。特に周りのひとに感謝しようとするとどんどん自分が邪魔に思えてきて余計に辛かったのを思い出します。
●なんでもできるのに勿体ない
できないと思われないために必死で頑張ってきた結果うつ状態になりました。ちょっとでも期待されるのが嫌になります。でもできない自分を認めるのもつらいことです。
●昼間動いてないんだから眠れないんだよ
動きたくても動けない、動きたくない、人が怖い。朝が怖い。
●あなたがどうしたいのかわからないよ
自分にもわからないので聞かないでください。自分を押し殺してきた結果ですね。
いやなことを言われても自分を責めすぎない
いやなことを言われるとなんだか自分が責められているような気持ちになるときもあると思います。そんなときは責めるのは相手に任せて、自分は自分を存分に甘やかしてあげましょう。責めるのなんて放っておけば周りが勝手にやってくれるので充分。うつ状態になるのは、自分まで自分を責めてしまうから。
どんなときも自分だけは自分の味方でいてあげましょう(*^-^*)
自分を信じていればきっといい方向に進んでいくはず。