なんとかいきてこぶろぐ。

不安障害・うつ・摂食障害で一番辛かった3年前の自分に伝えたいこと

3年前の自分に声をかけてあげられるとしたら、みなさんはどんな言葉をかけてあげますか?私だったら、ひとりで苦しんでいた自分に楽になるための方法を示してあげたいです。

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いまつらいのはあなたのせいじゃないから、自分だけは自分の味方になってあげてほしい

人生が楽しくない、生きているのがつらい、人目が気になる、なにがしたいか・何をすればいいかわからない、私の場合これらは全部自分のために人生を生きてこられなかったことが原因でした。ずっと人の期待に応えようと、愛されようと、役に立とうと、自分を犠牲にして押し殺して生きてきたのだから、自分のやりたいことなんて分からなくなって当然。ひとが普通にできていることができなくて当たり前なのです。いまつらいのはあなたのせいじゃない。自分を責めることはほどほどにして、まずは人のことより自分の機嫌をうまくとれるようになれるといいよね。

 

死ぬのは大変なのでさっさと諦めて、どうしたら楽になるか考えるほうがまだ苦しくない

本当につらかったね。何回も消えたい気持ちを実行に移して失敗して、私は多くのものを失いました。お金、車、私物、友人、信用、仕事、自分自身の健康。自死を選択しようと思うと本当に多くのものを失いますし、更に生きにくくなる環境を自分でつくりだしてしまうのです。

 

自死を選ぶということは、楽な道を模索して生活していくよりかなり苦しい選択です。

どうせ努力しても死ねないのだから、諦めて楽な道を全力で探そう。人と違くてもいいんです。「苦しい、死にたい・・・でも本当は楽になりたい。」そう思うことができたらあなたは少しづつ楽になれます。もうその時点で変わっているのです。残念ながら苦しい時期は自分でそのことに気づけないので、おわりのない地獄のように感じるでしょう。でも確実に今よりは楽になっていきます。数々の苦しみを越えてきたあなたなら大丈夫。できます。大丈夫。

 

ごちゃごちゃいいながらでも泣きながらでも少しづつ行動あるのみ

死にたくても、他人を信じられなくても、自傷行為しても、ものが普通に食べられなくても、うまく生きられなくてもいいんです。それがあなただから。だれも文句をいう筋合いはないし、自分の好きに生きていいんだよ。

 

でも、そんなじぶんの生き方がつらいなら行動をしないと簡単に変わることはできません。「でも~」「どうせ~」「意味がない」「できない」「なんの意味があるの?」が、口癖でしたね。でも自分が楽になりたいから、と文句やネガティブなことをごちゃごちゃいいつつも少しづつ行動することができました。おかげで今現在の私は昔よりだいぶ楽に生活することができています。本当にありがとう、3年前の自分。

 

できること、ちょっとでも興味があることから行動を少しづつ広げていこう

はじめはやりたいことがわからない、どう生きたらいいかわからない、なんで生きているのか意味を求めて苦しい時期が続くかもしれません。正直、生きている意味なんて個人でなんとでも解釈できるので決まった答えなどないという考えに至りました。(生物学的には決まった答えがあるのかもしれませんが。)だから自分で意味づけしてあげたらいいのです。生きる理由が分からなければ、行動あるのみ。本を読むでも、ネットで調べるでもなんでもいいです。その時々で変わってもいいと思います。

 

楽に生きられる方法・楽しいことを調べていると少しづつ自分の好き嫌い、こう生きていきたいなというのが浮かび上がってきます。どうしてもそのためのデータ集めが必要です。

 

ちなみに私が試してみたことを順にあげると・・・

 

・本を読みまくった。

・ネットで楽になる方法をググりまくった。

・病気が治った人の体験談を読み漁った。

・調べた情報をもとに自分ができそうなことを取り入れていった。

(ウォーキング、睡眠法、食事、筋トレなど。)

・進んで涙を流す練習をした。

・病院のカウンセリングで正直に話す練習。

・行動認知療法を受けてみた。

(行動認知療法は、自分の気持ちを整理して人に伝える練習になりました。)

・毎日の気分の変化、思ったことを日記に書いてみた。

・就労移行支援にいってみた。

・座学で受けられる興味のある講座などを受けてみる。

・食べたことないものを食べてみた。

・短時間でバイトをした。

・ネットで物を売ってみた。

・自分の気分がよくなるものを買ってみた。

・車で行けるところを増やしてみた。

(ストレスの多いときは車の中で怖くて動けなくなる時も多々ありました。)

・ジムの体験レッスンにいってみた。

・体力がついてきたのでフルタイムでバイトした。

・旅行にいってみた。

・知らない人に話しかけてみた。

・あがり症、不安障害を克服するべく、ひとりでいろんなところにいってみた。

(ホテルのラウンジ、カウンターのお寿司屋さん、焼き肉、食べ放題、バー、キャバクラ、ホスト、ガールズバー雀荘、競馬、ブランドショップ、パチンコ、クラブ、習い事、相席ラウンジ、コンサート、旅行、美術館、水族館、ボクシング、ゴルフなど。)

・いろんな副業をはじめてみた。

・音楽が好きなので、DTM作曲をはじめてみた。

・正社員になって働いてみた。

・リゾートバイトしてみた。

SNSはじめてみた。

ツイッターをはじめて、いろんな人と触れ合うことでどんどん孤独感は薄れました。)

・ブログをはじめてみた。

(自分の頭の中のかんがえがすっきり整理されるのでおすすめです。)

 

上記で約3年くらい。3年前は不安障害、うつの症状が特にひどく、すぐ過呼吸になったり、帽子&マスク&イヤホンがないと外出できないような状態でした。暗い部屋で何日も布団の上ですごすことも。摂食障害の症状も今よりだいぶ重かったです。入院したりも何度もしていました。

 

それが今は毎日自分のやりたいことがありすぎて、時間が足りないくらいになってきたのです。本当にこんな日がくるとは思いませんでした。行動することの大事さを身をもって体感。どの本でも、偉い人も、行動の大事さを説くわけです。決めつける前に試す。これ本当にだいじ。

 

なにかに挑戦するとはじめだけ、失敗したり恥をかいたりとてもきついときがあります。でもそれを乗り越えると本当に生きやすい環境がまっています。小さい失敗沢山しよう!!人の目も気にならなくなってきて、自分の軸ができてきます。人間関係で悩むことも少なくなってきますよ。

 

最後に・・・

死にたくても、うまくいきられなくても、他人と違くてもいいんです。ごちゃごちゃ文句いいつつ、ネガティブ連発しつつ、人に迷惑かけつつ、自分が楽になるための行動を。生きる理由なんてあとからついてくるので、どうか自分が楽に生きられることだけ考えてください。(結果、他人も幸せにできます。)自分を含め、いま苦しんでいる人たちがどうかおだやかに過ごせる日が少しづつ増えますよにうに。